世界的に需要が増加する薬用植物(生薬)!!日本で使用される薬用植物(生薬)の約90%は海外から輸入されていますが、原産地において、野生の薬用植物(生薬)が乱獲され、砂漠化等環境破壊が進んでいます。又、資源が枯渇し始め、中国など輸出制限を行う国も現れています。このような背景から、薬用植物(生薬)は日本でも自給率を高めることが求められ、収穫周期が短く、安定生産が可能な”植物工場システム”が注目されています。しかし、栽培された薬用植物(生薬)は野生で育成されたものに比べ、薬効成分(有効成分)の含有量が少なく、環境調節が難しい等の問題があるのも実情です。
第一日目、「植物工場システムによる高付加価値農産物の最新動向とビジネスチャンス 」では、高栄養食品・機能性食品・医薬品・漢方薬等の原料となる高付加価値
農産物の生産において、どこにどんな市場があるのか?又、いかに植物工場に合った栽培植物を選び、どのように栽培・生産を進めればよいのか!?アグリビジネス全体からみた植物工場ビジネスの市場予測、特に高栄養食品・機能性食品・医薬品・漢方薬等の原料となる高付加価値農産物の需要動向を始め、経済産業省における補助金も含めた植物工場の普及・拡大への取り組み、又、植物工場システムにおける具体的な高付加価値農産物の栽培・生産技術に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の森田・中神・池田各講師に詳説頂きます。
第二日目、「植物工場システムによる高栄養食品・機能性食品の栽培・生産技術」では、植物に栄養分・機能性(抗酸化力・免疫力・解毒力)等を増加させるにはどのような環境条件、栽培技術が必要なのか?機能性(抗酸化力・免疫力・解毒力等)の評価基準及び植物工場農産物への応用と、各種高付加価値農産物の栽培・生産の具体例について、栽培システム、環境制御システムはもちろんのこと、栄養・機能性成分の増加方法、安定収穫のポイントも含め、、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。
第三日目、「植物工場システムによる機能性食品・医薬品・医療用原料の栽培・生産技術」では、どこに、どんな市場・ビジネスチャンスがあるのか!?又、どのような植物から、いかなる有用物質(薬用成分・機能性物質)が生成されるのか?植物工場システムによる機能性食品・医薬品・医療用原料・薬用植物における具体的な市場動向・ビジネスチャンスを始め、最大課題の薬効成分・機能性物質の増加方法、又、植物工場システムによるイネ・レタス・トマト等による有用物質の生産技術に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。
第四日目、「植物工場システムによる薬用植物の栽培・生産技術」では、薬用植物(生薬)における薬用成分(有効成分)は様々な環境条件下でどのように変化するのか?又、どうすれば保持・増加させることができるのか?薬用植物(生薬)特有の栽培・生産技術のポイントを始め、費用対効果で考える植物工場システムで栽培可能な薬用植物(生薬)の選定法と具体的な計画・設計の留意点、又、薬用成分(有効成分)の保持・増加のための環境調節技術を含めた具体的な栽培・生産の実際例に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。
第五日目、「植物工場システムによる薬用植物の栽培・生産技術」では、薬用植物(生薬)における薬用成分(有効成分)は様々な環境条件下でどのように変化するのか?又、どうすれば保持・増加させることができるのか?費用対効果で考える植物工場システムで栽培可能な薬用植物(生薬)の選定と具体的な計画・設計の留意点、又、薬用成分(有効成分)の保持・増加のための環境調節技術を含めた具体的な栽培・生産の実際例に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。
高付加価値した栽培植物を活用した植物工場システムは、どんな仕組みで収益をあげているか?又、どんな課題があり、いかに対応しているのか?費用対効果で考える、植物工場ビジネスへの異業種参入のポイントと、先行する機能性(抗酸化力、免疫力、解毒力等)増加のための環境調節技術、又、事業採算性等も含め、わかりやすく理解できる構成で、
斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく説明頂きます。異業種から参入する場合における実践的な戦略を理解したいと考える方、今後の検討すべき技術課題の抽出を行いたい方には、欠かせない内容として全5日間,約27時間(参加講師17名)に渡り集中講義します。
|